8月に会社をクビになりました
僕はその時8年間務めた飲食店を退職し離婚から心機一転。友人の紹介で
某アパレル店で店長をしていました。
最初の1年間はそこそこ上手くいってました。
会社からの評価も上がり、なんと2年目で新店舗のオープンニング店長に任命されました。
ただそこの店舗(某ショッピングセンターのお店)が地獄の日々でした。
店舗では7人ほどのアルバイトスタッフを抱えていました、全て女性です。
だが最初から波乱万丈。
僕より2つ下のスタッフが気に入らないスタッフをイジメる。そのスタッフ(Aさん)はいつのまにかスタッフの間で逆らってはいけない人物になっており、誰も逆らえない。僕のいない日には勝手に店のBGMを自分の聞きたい曲に。営業中にお菓子を食べ出すなど。まさに暴君。
いじめられていたスタッフは若干のコミュニケーション能力に問題はありましたが長所も、もちろんある子なので庇っていました。
そうすると、Aさんは僕の上司にあの店長はエコヒイキをしている等報告していました。全くしていない!
またある日は、僕が休憩所で良く話す同じ施設の子(既婚者)と不倫をしているなどあられもない事を施設の従業員また上司に報告していました。
不倫されて別れた男が不倫するわけないだろ!
そういった話を僕の上司は真に受け信じる。
どんだけバカ上司だよ…
その話を更に上の上司に報告。僕の社内評判は地に落ちていたある日
幼馴染の親からサーモンの親が借金をしていたのが発覚した。
突然電話があり
幼「サーモン、話がある。」
サ「どうした〜?」
幼「サーモンのお父さんが私の家から500万円借金しているって最近聞いて
びっくりしている。サーモンが今まで頑張って来た事知っている。離婚も大変だった。でもさお金をサーモンがなんとか払って欲しい。私のお母さんも困っているの。」
サ「まじか。。。。本当に親父クズだな。。分かった。なんとか副業でもなんでもやって必ず返す。だから待っててくれ」
頭が真っ白になった。いやぐちゃぐちゃ。
体の力が抜けた。地獄だった。
次の日から3日間寝込み、会社を休んで
しばらくうつ気味になりました。
時を同じくして
親父のガンが発覚
後に高額医療請求でお金は戻って来る事は知っていたけれど
入院への初期費用が足りなく仕送りを追加で送る羽目に。
その時の月給は手取り20万くらい。ボーナスなしの会社だったからお先真っ暗。ちなみに成果給はありましたが会社内で数人ほどしか貰えないレベルの
名ばかりの成果給。ってか運ゲーでした。
働いても働いてもやっと返せるのは40歳過ぎかと計算し、夢も希望もなくなりました。
そんな精神状態ボロボロので過ごしていると
ある日突然上司が店舗にやってきた。
上司「サーモン君、君、スタッフからの評判がすごく悪い。僕はスタッフを信じるから。君異動。B県の店舗ね。」
ちなみにB県の店舗は左遷異動。売上悪い。
スタッフの評判が著しく悪い場所。
僕はびっくりした。上司は本当にバカだった。Aさんの話を全て鵜呑みにしていた。ちなみに他のスタッフからはプレゼント貰ったり良好な関係でした。
転勤後の地獄の章
登場人物 トカゲ 倖田來未 上司B
B県に異動後僕はびっくりした。
一人のAさんみたいな女子(爬虫類みたいな怖い目)が
お客さんに、いらっしゃいませも言わない。
顔は常に無表情、笑顔なし。何故かこの子がこの店のボス的ポジション。
ボストカゲ。
相棒の愛想ゼロの21歳女子の見た目は
超絶劣化版倖田來未
ある日僕が接客していると二人は
お客さん来ているのに無視しながらカウンター内で折り紙している。
ワクワクさんかよ!
僕は精神衰弱状態だったが仕事はしっかりやっていたと思う。誰よりも掃除して笑顔で接客していた。
自分で言うのは恥ずかしいがお客様も一番付いていた。
実際売上上がっていた。
そして全くお客さんがいない時は事務所でFXしていた。
やる事やった上でね!
なんとか慣れない地で仕事をしていた日々の中
ひとつ前の店舗の県が集中豪雨で被災。2018年夏の豪雨。
僕のいた店舗ももちろん被災。スタッフが心配で電話をかけた。
僕「大丈夫?豪雨大変だったね。店はもちろん休みだよね?」
ス「いえ…実は上司が店開けろって言うから営業しているんです。家の水も出ない状況なのに。」
僕「えっ!だって通勤も危ないし水出ないなんて生活さえ大変じゃん!通勤で下手したら死ぬよ!道路陥没してたじゃん!アパレルって別に被災者の人買いに来ないよ!そんなの上司の意見無視して休みな!」
ちなみに社長は店を閉めろと言ってたらしいがその上司が売上の為だけに営業を続けていたらしい。
数日後その上司から電話があり
上司「てめー勝手に前の店舗に電話してんじゃねーよ!お前の判断で店の開店、閉店決めるなよ!」
僕「いえ命のが大事じゃないですか?あれだけの被害ですよ?心配で電話しただけなんですけど」
上司「そういうところがダメなんだよ!てめーは!もう勝手な事すんなよ!」
ガチャ!
意味分からん..
会社をクビになりましたの章
電話から一ヶ月後
僕は一発逆転を試みる為仮想通貨投資にのめり込んでいた。特に仮想通貨FX。コツコツと勝ってはドカンと負けるを繰り返しながら。大体FXするのは仕事後自宅でね。仕事の間は暇を見つけるとチャートと睨めっこ。睨めっこ。
少しチャートを分析する能力上がった。と思っていた。
8月のお盆も終わるある日。
暑い日でした。数日前に原資数千円から50万円まで増やしたお金を
ハイレバレッジFXで0円にした数日後だった。
12時頃に店に出勤したら何故かいる上司B(異動して上司変わった。)
スタッフがソワソワしている。雰囲気がオカシイ。
上司B「ちょっと事務所来い」
上司B「サーモンお前クビ。こないだの豪雨の件とか。身に覚えない?あとさお前暇な時事務所で何しているかスタッフが意味分からないとか言っているんだよ。何してたん?」
うん?チックたのはトカゲか倖田來未か
僕「前にお話ししたように実家の借金のこともあって副業してました。あと豪雨の件は僕悪くないと思います。」
上司B「じゃあなんでてめー先月結婚式なんて行ったんだよ!金ねーんだろ!副業なんかより本業で稼げや!」
唖然とした。一月前僕は大親友の結婚式に出席したのだ。大親友の結婚式さえ借金したら行ってはダメなのだろうか。本業って給料入社前に話してた内容の半分だぞ。この上司は頭にウジでも湧いているんだな。
僕「結婚式ダメなんですか?借金している家族助けるのダメなんですか?わかりました。辞めます。」
啖呵を切ったものの、僕の頭は真っ白。
ちゃんと仕事してる?って。してたよ。。週1休みで。。
事務所にこもるって1日1時間位じゃない。
でもそんな喪失感の中
仮想通貨をしている親友に電話。
親友「いいじゃん!最近元気なかったし!そんなクソ会社辞めて正解!はい!ツイッターに投稿しよう!」
そして何故か考えもせず
Twitterで首になりましたと投稿
その投稿はすごく反響があった。
めちゃめちゃバズった! どん底なのに嬉しかった!
やはりクビになるというは世間一般では珍しいみたい。
その後すぐに荷物をまとめ東京の実家に戻り、今後についてあれこれを考えた。
実家に帰ったら髪が薄くなった?と言われた。
あなた達の借金のストレスです。。。
とりあえず久々の開放感で海水浴行ったり、
ツイッターの仮想通貨グループとオフ会にも
行きみんなに何をしようか相談した。
普通に就職してもこのままだと消耗戦。
なんせサーモンの借金は自己破産出来ない。
いままで借金については必死で調べた。
同じ境遇の人にアドバイス出来るんじゃない?
これってもしやチャンスじゃない?
だって普通に生きていたら中々正社員ってクビにならないし。
こっこれは
〈〈クビがネタになる〉〉
そんな時ツイッターの仲間ででん君 (@crypde) が一緒にブログをしようって言ってくれて、
2018年8月から数ヶ月経ってやっと形になった。
僕は記事を書く。ででん君は指南役。
僕はサービス業の人間でPC作業は出来ない事ばかりだったから本当に助かる。
借金はあるけど僕は人には恵まれている。
あっ数ヶ月経って気づいたけど。
即刻解雇って普通出来ないんですよね。
自分終わった事はしょうがない精神で生きているから
労働基準監督署、弁護士等に相談行ってなかった。
今更行くのも時間の無駄だし自分は行かないけど
もし会社をクビになった人いたら弁護士に相談して下さい。
そのクビの理由が適切でない場合は不当解雇ならお金取れますよ。
第2の人生を生きるに先立つものはお金。
お金が全てじゃないって意見ももちろんある。
だけどこれだけは言える。お金マジ大事。
衣食住にはお金がかかる。
絶対借金返済するシャケ!