サーモンの人生 ポンコツ一家 旅行

遺産ベトナム旅行記(1)

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貧乏家族のベトナム旅行計画

母サーモン「サーモン今度の秋ベトナム行くから休み取ってね。あとパスポートを取ってね」
僕「家にはお金はないはずだ。なんで行けるんだ!」

母「おばあちゃんの遺産。(離婚の記事でも書きましたが、離婚の少し前にサーモンのおばあちゃんは亡くなりました。)」

父親もポンコツだがオカンは天然ちゃん。
ベトナム旅行はオカン発案らしい。
まさか息子に仕送りを毎月送らせといて遺産で旅行とは斜め上過ぎて爆笑したよ。しかも仕送り以外に70万円ほど貸してたからね。その金を息子に返さずまさかの旅行代に。しかも海外。

まぁそれでも僕はその時離婚したばかりで気分転換したかったんで
旅行が決定しました。
メンバーは新婚の妹、オトン、オカン、僕の4人。
兄は家族と極めて仲悪いんで誘わず。さてサーモン一家の遺産ベトナム旅行はどうなるか。

ベトナム旅行が決まった

サーモン一家は11月ついにベトナムへ旅立ちます。

旅行会社はあの倒産で有名になった「て◯みくらぶ」で。倒産数ヶ月前のギリギリセーフ。
サーモン家は成田からベトナムに旅立ちました。
みんな飛行機の中はワクワク(妹以外。妹は旅行会社)
なんせお金がないから飛行機あまり乗らない。
機内食にもワクワク。機内食は牛肉か鶏肉かを選べた。
家族は横並びで座ってたんだけどサーモンは一番窓際。
CAさんが順番に機内食を牛にするか鳥にするか聞いて回っています。

CA「牛肉にしますか?鶏肉にしますか?」
オカン「牛肉でお願いします」
CA「牛肉にしますか?鶏肉にしますか?」
妹「鶏肉で。」
CA「牛肉にしますか?鶏肉にしますか?」
オトン「鶏肉で」

次は俺の順番だ。鶏肉にしよう〜
CA「ビーフ オア チキン?」
俺「アッアイアムチキン(僕は臆病者です)」
CA「ぷっ」

何故俺だけ英語。。
びっくりしてバカな英語言ってしまったし。。

ベトナムのハノイに到着した

11月半ばごろで海外に慣れてない家族はみんな厚着。妹だけは薄着。とにかく暑い。

行く前に忠告しろ。

ホテルは星付きらしくなかなか豪華。チェックインを済ませた後は
とりあえず外出した

ちなみにベトナムのあちこちにこんなカラフルなプラスチックの椅子が沢山あります。可愛かった。現地民はみんな半袖。到着したのは夜の20時過ぎ。
ホテルにはご飯の用意などはなく。
家族全員腹ペコ。
街には出たものの異国の地で何を食べたら良いか分からない。
ネズミも沢山いる。道路割れている。怖い。
ホテル周辺飲食店は閉店ばかり。屋台は空いてた。
だが、屋台はガイドさんからお腹壊すから絶対ダメですって忠告を受けていた。家族全員飢餓状態。
近くにロッテビル。おしゃれなカフェがあるぞ!とにかく何でも良い!
そして入ったで頼んだ物がこれ。

一応トマトパスタ。値段は忘れたが激安だったような。
麺は乳麺のような感じでプツプツ切れる。フォークで持った瞬間切れてた。
温度はすんごくヌルい。ソースは塩を入れ忘れ
食卓で放置されたミートソースのようなお味。
しかもカピカピのソースだった。
とにかく不味かった。
帰宅途中に日本食レストランを沢山発見した。
メニューに「さしみうどん」ってあった。
魔界感が、メニューから溢れていた。
空腹感はあったが長旅の疲れもありその日は直ぐに寝れた。
翌日腹ペコでホテルの朝食バイキングに

フォーは日本のが美味しかった。まぁホテルだしね。
一番美味かったのはクロワッサン。
ホテルの客はみんなお金持ちが多く、サーモン家は一番金が無さそうだった。
朝食後は直ぐに

ハロン湾へのバスツアーに。

バスはガタガタの道で3時間の道を進む。
ADHD持ちのサーモンにとって3時間の道程は非常に苦痛だったが
窓の外の面白いスポットをひたすら探した。
日本だと確実に違法建築って感じの街並みが広がりなかなか面白かった。
ベトナムでは間口の広さで税金が決まるらしく、縦長の3階建の家が多かった。柱は非常に細い。

 (写真撮っておけば良かった。興味あればググってみてください)

バスの休憩時間はガイドが賄賂をもらっている土産店へ。
現地では良く見えても日本で見るとなんでこんな物買ったんだろうって
思う品々ばかり。だが店員はひたすらゴリ押し。日本人はカモだから。
オカンはハンカチ買ってた。カモだから。

オカン「だってかわいそうじゃない。あんな必死なのに」

だから貧乏なんだよ!

サーモンは休憩中にお腹が痛くなりトイレに。(食あたりではなく数日間便秘気味だったから)
そしたらびっくり。トイレにトイレットペーパーを流しては行けないらしくゴミ箱に拭いた紙を入れるシステム。
(ちなみにサーモンは飲食店勤務ですが、稀に外国の方がゴミ箱に拭いた紙を捨てています。)
その後再びバスに乗車しハロン湾に向けて出発。道がガタガタだからお尻が限界値を突破したあたりでやっと到着。

ハロン湾で屋形船

パッと見て汚ねー海だな。
着いた時間はお昼ご飯の時間。
ツアーメンバーは日本でいう屋形船に乗船。



ゴリラ岩とか色々説明されたが、サーモンは江ノ島のが好き!って感じた。
途中でツアーメンバーはカヌーに乗った。

カヌーはツアーメンバーの中で家族と来ていた30歳くらいの女の人と何故かペアーに。写真はスマホを水に落としたら嫌だから撮っていない。カヌーで男女二人っきりって素敵なシチュエーションだが、お互い大した会話もせず、苦痛の時間だった。

オカンは「あの子両親と一緒に来るって婚期逃した子よね。きっと。かわいそうにね〜」

って素性も知らない女の子をディスりまくってた。本人はディスっているつもりはない。天然だから。
親父は水着の白人さんをニコニコとずっと見てた。ドスケベだから。
「サーモン!外人さんはスタイル良いよな〜」
ってずっと話してた。
妹は暇そうだった。ってか飽きていた。
カヌーに乗った後は船で食事。
コース料理だったが漁師が貝を売りつけてきた。
これは船長が漁師から賄賂をもらっているから。
とにかく外国は賄賂文化がすごいのだ。

確か600円くらい。酒蒸しでベトナム来てから一番美味かった。

一行は鍾乳洞へ

 

うん。涼しい。またガイドは岩の形が人に見えるとか解説。
ぶっちゃけ岩の形ってサーモンはあまり興味ない。
観光客が多くて、なんか感動があまりない。
サーモンとしてはたまたま洞窟に入ったら鍾乳洞とかのが感動する。

鍾乳洞観光も終わり一行は港に。
そして直ぐにバス。また3時間の長旅。苦痛。
ハノイに戻るとツアー客はレストランに案内された。
あまり覚えてないが、まずかった記憶はしっかりある!
食事を終えてホテルに到着。
僕はジムに行った。体がバスのせいで、ガチガチで走りたかった。
ランニングマシーン後シャワーを浴びていると、突然ベトナム人に話しかけられた。多分ベトナム人。
べ「あはいえづてゆお!!!!」
意味わからない。
サーモン「アイアムジャパニーズ。アイムソーリ」
べ「why!!あはははは!」「あldじゃいいじあ」
多分まじかよ。ベトナム人じゃないのかよ!的な事話してた。
どうやらベトナム人って勘違いされた。この旅2回目。
ちなみにサーモンはジャニーズ顔負けの小顔で色黒、東南アジア系の顔立ちで体型はガリガリ。
高校時代一部の人は、僕を一時期外国人だと思っていたらしい。

部屋に戻ると日本から持って来た柿ピーとビールを飲んだ。
美味しいよね柿ピー

日本帰りたい。

2日目はまた次回で!

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